- 雑草対策には雑草防止シートが効果的
- 2016.02.07 太陽光発電
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太陽光パネルというと、どうしても住宅や工場などの屋根に設置するというイメージが強いですが、更地に架台を設置してパネルを備える、野立てという方法もあります。この方法は土地を有効的に利用できるし、パネルのメンテナンスがしやすいなどの利点もあります。一方で地面に近いので雑草が生えてきてパネルを覆い、影を作ってしまうことでパネルの上を流れる電力が偏り、故障してしまう可能性もあります。雑草をなくすためには、除草剤を撒いたり草刈機で刈り取るなどの対策がありますが、中でも効果的なのが雑草防止シートを敷くことです。
雑草防止シートは、整地してから太陽光パネルを設置する前に地面に敷かれます。そのためかかる初期費用が、通常よりも高くなります。更にシートは固定専用のピンで留められますが、風が吹くと捲れ上がってしまったり、台風並みの強風では飛ばされてしまう場合もあるので注意が必要です。そのため、最近では雑草防止シートを敷いてからその上に砂利を載せて、風が吹いてもシートが飛ばないように、重し代わりにするという対策がよくとられます。雑草防止シートを敷くことで、太陽の光や雨なども地面に当たらなくなる上にシートの重みで雑草の成長を妨げてくれるので、もう雑草に悩まされることもありません。除草剤や草刈などは費用はあまりかかりませんが定期的に行う必要があり、とても面倒です。しかし雑草防止シートは他の方法に比べると、一度敷けばメンテナンスの必要もなく防草効果が長期間続きます。初期費用はかかりますが、長い目で見れば効率的だとも言えます。