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パネルを覆う雑草は山羊で除草しよう
2016.02.08 太陽光発電

太陽光パネルを地面に設置する野立てを行うと、雑草が生えてきてパネルの上に影を作るので、発電効率も落ちてしまいます。更に、雑草がパネル上の電気の流れを妨げます。パネルの一部には電気が溜まったり、別の部分には流れなかったりするので壊れる可能性があります。そのためにも、雑草を除去するメンテナンスが必要となってくるわけです。雑草除去の対策には、除草剤や雑草防止シート、草刈りなど色々な方法がありますが、中でもちょっとユニークな方法として注目されているのが山羊を使った除草です。山羊は草を食べる動物なので、太陽光パネルを設置した土地に放てばどんどん草を食べ続けるため、みるみるうちに雑草がなくなっていくというわけです。

特に広大な土地だと除草剤を撒いたり草を刈るのはとても大変な作業になるし、夏場などはやってもすぐに草が生えてきてしまうので、定期的に行う必要があります。一方山羊を使えば、勝手に草を食べてくれるのでとても簡単な上に楽です。除草剤を撒くよりは環境への影響もないのでエコだし、何より山羊のお腹も満たされるので雑草といえども無駄にはならずまさに一石二鳥ですよね。雑草防止シートも有効的ですが、太陽光発電を行う土地面積が広いと、初期費用がかなりかかってしまいます。一方山羊ならば、牧場や個人でレンタルを請け負っているところがあります。購入しなくてもいいため、費用もある程度抑えられます。実際に全国的にも山羊による除草が広まりつつあり、除草効果にも優れているので、これからもどんどん増えていく可能性はあります。