住まいの相談窓口 株式会社サンクレスト

tel055-944-6817

お問い合わせ

ブログ

パネルを支える架台の点検も大事
2016.02.09 太陽光発電

架台というのは、モジュールと呼ばれる太陽の光を受けるパネルを乗せるための、いわば土台となる部分の機器です。住宅の屋根や土地にしっかりと固定して、強風や降雪などの自然現象や地震などの災害は起きてもパネルが倒れたり、ずれたりしないようにするためのものです。架台は屋根用や更地用、また壁面用と太陽光パネルを設置する場所によって色々なタイプがあり、素材も異なるため設置する場所に合ったものを選びます。架台はしっかり固定され、素材にも丈夫なものが使われていますが、長年屋外に設置されていると破損したり、支柱を留めているボルトのネジが緩み、架台が歪んでしまうこともあります、架台に不備があるとモジュールが故障、破損して修理が必要となり出費もかさみます。また、できるだけ多くの電気を得るために、モジュールが最適な角度に保たれていますが、架台がぐらつくことで、モジュールの角度がずれてしまい、発電効率が悪くなってしまうなどのトラブルが起こる場合もあります。

太陽光パネルを正常な状態で維持するためにも、発電効率を落とさないためにも、日頃から架台に異常がないかチェックしておくことが大事です。太陽光パネルの定期メンテンスの中にも、架台に関する項目もあります。架台に破損や腐食、サビがないか、固定しているボルトやナットなどのネジが緩んでいないかなどを目視点検します。また架台と屋根や地面との接地面に異常がないかも、抵抗の数値を測定して調べることもあります。太陽光パネルの基礎となる部分なので、きちんとメンテナンスを受けておくようにしましょう。