- 災害時の非常用電源となる
- 2016.02.23 太陽光発電
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地震や大雪、雷などの自然災害があると停電して電気が使えなくなります。しかし太陽光発電なら、停電時も非常用電源として電気が使えるのでとても便利です。ただし、太陽光パネルで発電した直流電気を、家庭で使用する交流電気に変換するパワーコンディショナーという機器に自立運転モードがついていなければなりません。万一に備えて非常用電気を確保したいならば、太陽光発電システムを設置する際に、パワーコンディショナーに非常用の差し込み口があるか、自立運転モードが備わっているかを確認する必要があります。
実際に災害で停電した際に、太陽光発電の非常用電気によりお湯を沸かしたり、携帯電話を充電できてとても役立ったというケースもあります。非常用電気は、自宅と太陽光発電のブレーカーをオフにして、手動で切り替え非常用のほうのコンセントへ電気が送られるという仕組みになっています。
また、もう一つ気をつけたいのが、自立運転モードではコンセント容量が1.5KWまでの電化製品しか使えないという点です。これだと、電子レンジやエアコンなど使用電力が多いものは使えないので残念ですが、使える電化製品は限られます。更に電気量が少ない日だと電力がなくなり、急に使えなくなってしまいます。でも使えるものが少ない、もしくは時間が短いのと全く使えないのでは大きく違ってきますよね。災害時などの停電に備えて、自立運転モードつきのパワーコンディショナーを購入して非常用の時の切り替え手順を覚え、またいざという時に慌てないように使用できる電化製品をリストアップしておくと便利です。