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太陽光発電におけるセルフメンテナンスのやり方
2016.02.25 太陽光発電

太陽光パネルの表面には、雨や風などではキレイに落とせないような鳥のフンや落ち葉、排気ガスに含まれる油分などの汚れがつきます。そのままにしておけないから、自分で洗浄すればメンテナンス費用も抑えられると思われがちです。しかし、安易にパネルの表面をモップでこすったり、高圧洗浄機を使ったり、ホースの水をかけて洗い流すと破損や故障の原因にもなり、発電効力が更に落ちてしまうことにもなりかねません。実際に水道水で洗い流したままにすればカルキが残るし、濡れたままだと水分の上に更に黄砂やホコリなどの汚れが付着しやすくなります。また屋根に登って長時間作業するのは、危険も伴います。目立つところだけを、手の届く範囲でいいので乾いた布でふきとる程度にして、あとは専門の業者に任せるのが無難です。

また異常を早く見つけられるように、自分でできる機器のチェックを行いましょう。汚れや破損がないかパネルを目視したり、きちんと発電しているかモニターでこまめに発電量をチェックする位に留めましょう。また、ホットスポットをいち早く見つけるために、温度の変化が色でわかるカメラを設置するのも有効的ですが、投資費用がかかるのでよく検討してみましょう。いずれにしても、自分で屋根に登って作業したり、電気が通っている配線などに触れるのは怪我をしたり、最悪は命を落とすことにもなりかねないのでやめておきましょう。少し費用がかかっても、専門の業者に任せておくことが大事です。