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設置業者の無料メンテナンスには落とし穴が!
2016.05.20 太陽光発電

太陽光発電を設置してしまえば、その後の業者による点検などのメンテナンスが無料だから、初期費用しかかからないという情報がよく流れています。確かに太陽光発電は、モジュールも丈夫で破損しにくいし、表面に付着した花粉や黄砂などの汚れも雨などで自然に流されるので、設置後は放置しておいてもよいという話は、あながちウソではありません。しかし、鳥のフンなどの汚れは雨だけでは流れ落ちにくいし、パワーコンディショナーなど他の機器はメンテナンスしないと、故障したり目に見えて発電効率が低くなってしまうのもまた事実です。

業者による無料メンテナンスというのは、モジュールの表面などを目視で確認し、異常がないかを確認する程度です。無料メンテナンスを行って、発電効率が悪くなるくらいモジュールが汚れていたら、洗浄も必要となってきます。更に、パワーコンディショナーが上手く機能しなくなって、修理や部品の交換となることも予想されます。そうなると別途メンテナンス費用というのは、必ず発生してきます。太陽光パネルは長期に渡り屋外に設置されているので、メンテンナンスしないままで10年20年同じ機能を維持できるかというと、必ずしもそうではありません。メンテナンスも無料であることを伝えないと、高額な太陽光発電装置を備えてみようという人が少ないから、設置業者はウソをつくことがあります。途中で故障して、メンテナンス費用以上の損失をださないためにも、多少費用はかかりますが、きちんとメンテナンスしておくことが大事です。