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タンクレストイレが選ばれている訳
2015.12.26 バリアフリー, リノベーション

トイレのリフォームをする際に多くの方がタンクレスのトイレを選ぶようになってきています。洗浄水をためるタンクありのトイレと比べるとおよそ1万円から5万円ほど割高ではあるものの、その利便性から特に女性や年配者に人気が高いようです。

タンクレストイレのサイズは約75cmで、タンクありのトイレと比べると10cmほど小さくなります。この10cmが広がるだけでトイレの室内ではかなり広く感じられます。またタンクがないことから見た目の圧迫感も少なくなっています。また多くのタンクレストイレには、人の動きを感知すると自動的に便座のふたが開閉する機能が付いていて、ふたに触るということに抵抗感のある人だけでなく、腰を曲げることが大変でふたを上げるだけでもつらい、という年配者にも大変好評です。さらに、便座内に照明が取り付けられているタイプもあります。これは夜間にトイレを使用する際、便座の位置をはっきりと示すことで、男性が立って用を足すときの助けとなり、また座る際にバランスを崩して便器内にはまりこんでしまう、という事態を避けることもできます。

タンクレストイレを選ぶと、手を洗う場所を別に設置することが必須で、そのための給排水の設置工事も必要になります。ただ最近では手洗い器もインテリアの一部として考えられるようになってきていて、リフォームのプランに含まれるケースも増えています。また電気で水を流すタンクレスでは、停電時にバケツなどで水を流す不便さがあり、これを解消するために最近では手動レバーや充電池が内蔵されたモデルが発売されています。