- 太陽光パネルの汚れで最も落ちにくいのは?
- 2016.02.04 太陽光発電
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太陽光パネルは設置後は常に雨風に晒された状態になるので、そのままにしておくと段々汚れてきます。汚れの原因は色々ありますが、中でも一番厄介なのが鳥のフンです。鳩のフンなどでもわかるように、基本的に鳥は飛びながらフンを落としていきますが、太陽の光に反射してキラキラ光るパネルが興味を惹いて、太陽光パネルの上に舞い降りて、羽を休めます。そこでフンまで落としていくわけです。太陽光パネルの上での滞在時間が長くなるほど、そしてたくさんの鳥が集まれば集まるほど、フンがたくさん落とされる確率も高まります。更に足跡や羽まで残していくので、汚れがひどくなります。太陽光パネルの角度が緩やかだと、鳥が止まりやすい傾向にあるので、角度がある程度急であればフンを落とされる確率も低くなります。
鳥のフンは乾いて太陽光パネルにこびりつくと、しつこい汚れとなり雨だけではキレイに流れ落ちません。自然に放置しておいてもキレイにならず、スポンジなどでゴシゴシ強くこすらないと落ないのでかなり厄介です。また特に夏や秋口に多い太陽光パネルに激突してしまう虫の死骸や、木が多い場所ではよくありがちな落ち葉なども汚れとなります。虫の死骸も乾いてこびりつくと、なかなか落ちないものです。落ち葉は風に吹かれて飛んでいけばいいですが、隙間などに入ってしまったり、逆に雨にぬれるとぺったりとパネルにくっついてなかなか風だけでは自然に剥がれにくいものです。こういった自然には落ちない汚れをキレイにするためにも、メンテナンスが必要だと言えます。