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バリアフリーの間違い その一
2017.04.15 バリアフリー

要は、段差をなくせばいいんでしょ!!

 

良く聞く勘違いで、一番多いのがこの一言です。

たしかに車いすに乗って移動している人にとっては、第一の条件であり、これだけで入店や利用することを敬遠してしまいます。

しかし、車いすに乗って移動しなければならない人だけが、バリアフリーの対象でしょうか?

また、段差を解消するだけがバリアフリーではありません。

ちょっとした不自由を感じることが多い高齢者にとっては、

重たい手動のドアの開け閉めも苦痛に感じてきます。

これを自動ドアにするのもバリアフリーになります。

 

要は、不自由、苦痛と感じることを解消するのがバリアフリーなのです。

 

 

 

節水タイプのトイレに交換するときの注意点
2016.09.26 トイレ, リノベーション

お客様から、節水型の洋式トイレに変更したいと要望が多くあります。

おおよそですが、

1990年代の洋式トイレですと、1回の流量が、大で15L前後の水が使われます。

それ以前の、水を流すレバーに大小の区分けのない洋式トイレですと、20L前後の水が使われていました。

 

最近では1回に流す水の量が、6Lとか5L未満のトイレもあります。

この時、節水型のトイレに交換したいとの要望を沢山伺いますが、ここが単純にはいかないのでご注意を。

 

そもそも、排泄物を流すために必要な水をです。

 

この水を少なくするとはどういうことか???

流す水を少なくすることですから、流す力は弱くなります。

 

この力が弱くなっても流れるかどうかを、きちんと検討してください。

 

特に、戸建て住宅の場合、

  • トイレの設置位置が、浄化槽や公共下水までの距離がある。
  • 汚水配管が床下をとおっている。
  • 過去にトイレがつまってしまったことがある。

上記のひとつでも当てはまる場合、ほどほどの節水機能にしておくほうが良いです。

配管が詰まってしまった場合、最悪のパターンでは

2階のトイレが便器から水漏れして

1階まで水浸しになってしまうことも。。。

 

なにも考えず、「節水トイレは流す水の量が少ないからお得ですよ。」という営業には

「途中で配管がつまったりしない?」と聞いてみてください。

「問題ないですよ。大丈夫ですよ。」と即答する人は事実を知らない可能性が非常に高いので

避けたほうが無難です。

検討します。といって帰ってもらいましょう。

 

プロなら、配管経路と勾配が、

気にならないはずがありません。

必ず調べることです。。

 

節水型トイレは、省エネの一環として普及してきました。

しかし省エネのためにトイレが詰まってしまっては元も子もありません。

つまりを直してもらうのにお金がかかっては、

家計にやさしくない省エネになってしまいます。

 

わからないことがあったら、どんな小さなことでも聞いてください。

水回りのプロから勧められるトイレの秘密をお伝えできます。

 

 

浴槽やユニットバスの防水は大丈夫ですか?
2016.09.16 バスルーム

浴槽やユニットバスの防水について、ハウスメーカーは

本当のことを教えてくれません。

 

浴槽やユニットバス接合部にはコーキングが施されています。

このコーキングは経年劣化で欠けやひびがでてきたり、剥がれてきます。

施工後の保証期間は、メーカーで5年程度のものがほとんどです。

 

問題なのが、その後についてですが、メーカー保証外なので

万が一水漏れを起こしていたら。。。。

 

この水漏れというのは厄介で、漏れていても

被害が出るまで気が付かないのです。

 

そして水漏れの被害というのは、大きな被害になります。

 

下地が腐ってしまい、建物の浸食・劣化に直結します。

恐ろしいシロアリ被害や家の腐食など、せっかくの住まいが

数年で傷んでしまう可能性があるのです。

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またコーキングの劣化による水漏れが原因で

バスタブにヒビなどの損傷がなくても

バスタブごと交換しなくてはいけない状態に

なることもあります。

 

業者に防水工事をお願いするときの注意点もあります。

業者によっては、使用年数で「お風呂を新しく交換しましょう」

 

としきりにお風呂の交換工事を勧めてくる業者もあります。

 

その場合は、なぜ交換したほうが良いと判断したのか

その判断理由を尋ねてください。

 

うまく説明できずに、「○年ぐらい経過しているから」と

年数だけを理由に交換を進めてくるケースが多々あります。

 

さらに、「いまなら特別価格で」といった費用を安くする営業

をしてくるかもしれませんのでご注意。。

 

 

トイレの水がでない!!そんな時の原因に多いのが...
2016.09.01 トイレ, リノベーション

トイレの水が出ない!意外な原因とかしこい対処法って?

 

「トイレの水が出ない」というトラブルも水が止まらないケースと並んで多いもの。便器に水が出ないとなれば汚物を流すこともできず、これも一大事です。水が出なくなったらすぐにすべき応急処置の手順から根本的な原因を突き止める方法までをご紹介します。

トイレの水が出ない原因って?

トイレを流そうとハンドルを回したものの、何度試しても水が流れてこない…。考えただけでもひやひやしてしまいますよね。しかしこういったトラブルは、水が止まらないというトラブルと並んでよく起こりがちなもの。

便器内の汚物は、バケツで水を汲んできて注ぎ込むと簡単に流れます。まずはこちらで応急処置を行い、その後落ち着いて原因を突き止めましょう。

まずはタンクのフタを外し、中に水があるかどうか確認します。水がある場合は、給水管からタンクへの水の供給は問題なく行われているが、タンクから便器への排水に問題があるということになります。

よくあるのが、タンク下部にある「フロートバルブ」という部品とハンドルアームをつないでいるクサリがはずれたり切れたりしているケース。

こうなるとハンドルを回してもフロートバルブが動いてくれないので、排水口はふさがったままに。当然タンク内の水は便器に流れることができません。レバーのフックにクサリをかけなおしたり、新しいクサリと交換しましょう。

 

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画像元:住まいの宝箱

応急処置として、クサリを購入するまでの間ビニールひもなどで代用することも可能です。ひもは少したるませて結びつけなければなりません。古いクサリを外して同じ長さに切り、調整するとうまくいきます。

タンクに水がないときは、浮玉を下げてみる

反対にタンクに水がない場合は、そもそも給水管から水をうまく取り入れられていないということです。まずは止水管が閉まりすぎていないかチェックしましょう。

止水管に問題がなければ、「浮玉」という部品に原因があるのかもしれません。タンクへの給水をつかさどる「ボールタップ」という部品は、この浮玉の位置によってその必要性を判断します。浮玉が下がっていれば水位が下がっていると判断し、給水を行うのです。

実際には水位が下がっているのに、何らかのトラブルで浮玉が下がらなければ、ボールタップは水量が減っているのに気づくことができません。その結果タンク内の水がなくなり、便器からも水が出なくなるというわけです。

タンクのフタを外して、浮玉の状態をチェックしてみましょう。タンクの内側の壁に引っかかっているのを正したり、手で下に押すだけでなおる場合もあります。

それでも解決しない場合は、浮玉とボールタップの接続がゆるんでいるのかもしれませんので、しっかり閉めなおしましょう。浮玉の支持棒をペンチなどで横から見て少しへの字になるように曲げるのも、ひとつの方法です。

 

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画像元:TOTO

これらの方法により浮玉を適切な位置まで下げることができれば、タンクへの給水がはじまるはずです。順序を踏んで確認と対処を進めていくことが、トラブル解決の鍵となります。

 

タンクにペットボトルをいれてませんか?

以前からの知恵で、タンクの中にペットボトルを沈めて、流れる水を調節して水道代(下水道利用料金)を節約する技が流行しました。

実際のところ、我が家でもやっていました。。。やっていましたというのは、このペットボトルがよく詰まるのです。

タンクの中で動かないように固定していた紐がなぜか緩んでしまいタンクが当初固定していた位置から浮玉やフロート弁と干渉してしまうのです。干渉していると、水が出なかったり、流れたまま止まらなくなります。でないのはまだしも、節約するはずが流れっぱなしってね。。。

時には一晩中流れっぱなしのこともありました。なので今はペットボトル節水案は破棄しました。

もっとも、いまではタンクも進化して、節水型になってきているのでこのような策は不要です。

逆にこれ以上節水しようとしても流れるものが流れなくなることもありますので、やらないでくださいね。

配管を詰まらせたら、簡単には治らなくなりますので。

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画像元:NAVERまとめ

 

従来のタンクは一回の水量が13L、30年以上前だと20Lの水を流します。

最新の節水型トイレは、一回で6L以下ですから、これだけで節水効果は高いです。

 

設置業者の無料メンテナンスは結果的に有料になることも!
2016.05.24 太陽光発電

太陽光発電システムは設置までの費用がかかるだけで、後はメンテナンスフリーだとよく謳われていますよね。

しかしどんな機械だって年月を経れば部品が劣化したり、ホコリなどの汚れで故障することがあるように、太陽光発電システムだって機械なので、どこかしらに不具合が生じる可能性は否定できません。

故障してから気づくよりも、やはり定期的にメンテナンスを行って早めに対処しておくことが大切です。

太陽光発電システムを設置した時に、販売元で無料メンテナンスがついてくるサービスを説明される場合があります。

しかし、無料メンテナンスの期間は決まっていて、最も故障や不具合が予想される5年目とか10年目にはすでに期限が切れていることもあります。

また点検自体は無料でも、不具合を発見した時の対処に費用がかかってくるケースもあります。

大きな出費を避けるためにもメーカーによる無料メンテナンスがついている場合は、期限や内容も確認しておきましょう。

また、メンテナンス業者の中には、無料で点検を実施しているところがあります。

しかし、実際に点検し始め、設置者に知識はないのをいいことに故意に機器を破損させて、異常があったから修理して費用を請求するという悪徳業者もいます。

 

無料メンテナンスと言っても目視だけで内部の動作までしっかり点検してもらえず、後に故障して修理費用がかかったり、不具合の修理で費用を取られるなど結局無料とならないケースが多いので気をつけましょう。